第15回 Mt.富士ヒルクライム
おはよう世界。
昨日は長々とスタート前までの話をした。
(何ともつまらん話よな)
今日もレースレポートとはいえ華は無いから多分つまらん。
とりあえず目的とそれを達成するために必要な目標整理。
・目的
⇒ゴールドタイム(65分切り)
・そのために必要な目標
⇒昨年のタイム更新(69:52)
⇒FTPを昨年比アップ
⇒圧倒的減量(53-55キロ)
とにかくゴールドが見えてきた去年の富士ヒル。
見えてきたゴール(この界隈では通過点)を目指した躍進したい所だが、なかなか上手くいかない。
タイムは置いといて…
「FTP」と「体重」がまずい。
特に体重は昨年の富士ヒルが53キロを切るくらい。
今年は圧倒的増量で肥大化を果たして、前日時点で60.5kgでほぼ8㌔増加っていう何ともおデブな決戦当日になった。
そして、FTP。
FTPは絶対値的には増加した。
253w⇒264w
ただ、体重を加味するPowerWeightRatioは減少。
山で重要なのはもちろんPWRな訳で。
結論、昨年より状態は悪い。
悪いことだらけの整理がついたところでレーススタート。
(前置き長いけど許してちょーだい)
計測開始地点までローリング。
路面は超絶ウェットへと変化していく。
そして、スタート。
「なんて最高のコンディションなんだ」
登っていくほどに増す水量と雨量…
そして、濃霧で何も見えない!!!
でも雨は嫌いじゃない。
雨で走ると面倒なのは洗車くらいで、土砂降りの中走るのはむしろ好きなくらい。
「ただ、今日はレースだ!今じゃない!」
周りの人で同じくらいのペースの集団を探しつつ淡々と登っていく…
スタートから2合目手前くらいまでは基本キツイ。
オーバーペースかなと思いつつメーターを見ると280-300wくらいだった。
「明らかにオーバーペースである」
アカン…いつものパターンや。
でもなんかいつもより回るぞ?
心なしか足が軽く感じる。
踏みすぎだ?
楽しく走れりゃいいよ!それでいい!
体感的に5キロ刻みの看板が早く感じた。
実際18キロ地点くらいまではすごくペースがよかった。
3合目手前くらいになると路面が乾いてきた。
丁度斜度が段々緩くなってくるあたりだ。
この辺りからもう集団はある程度メンバーが固まっていて10人程度のトレインになっていて斜度の変化によってバラけて纏まってを繰り返す。
基本自分がキツイ時は周りもきつい。
少しくらいのペースアップならしがみつく。
気がつけば大沢駐車場。
もう完全に路面はドライに近い。
ここからに備えて水を飲む。
段々とついていけなくなった人がボロボロと落ちていく。
山岳スプリット区間では露骨に集団のペースが上がった。
嫌いじゃない…タイムを気にせず積極的について行く。
計測点を過ぎたらいよいよ平坦区間そこを抜ければ勾配のきつくなるゴール前。
平坦区間は積極的に回していくように声をかける。
3-4人程度のメンバーで回していく。
なんともいい感じにきつい。
脚も段々きつくなってきた。
平坦も終盤になってここから行くぞと後ろを見ると。。。
「大 集 団」
前引けよ!
ここで集中力が切れた。
一気に疲労が来て踏めなくなる。
なんとも情けない感じに最後の勾配区間。
もう、悔しい。
そして、最後くらいは…ともがいてゴール。
自転車初めて以来一番の失敗と一番の悔しさを感じた。
タイムは
1:10:53
去年の1分落ち。
悔しい。
65分なんて言いつつ70も切れない。
ただ、収穫はあった。
思ったより落ちてない。
思ったよりもパワーが出て走れた。
いい収穫だ。
レースが終わって荷物を回収。
早々に下ることを決めていたので下山の準備をすぐに始めた。
準備をしていると朝のスタート前の面々が。
それぞれ自己ベスト更新だ。
互いに讃えながら下山の待機に並ぶ。
割とすぐに下山できた。
下山していると知人友人が必死に登っていく。
まだレースは終わってない人が大多数だ。
下山していると後半になって見覚えのある人が。
偶然、朝のメンバーの1人が合流した。
シルバーを目指して頑張っていたので結果を確認すると無事達成とのこと。
非常に良かった。
安全に気をつけながら下っていき、麓に到着。
今年は何もせずチップの返却とリングの受け取り、リザルトの確認を済ませて即帰宅した。
悔しさはもちろんあるが、充実していた。
今だから言えることなのかもしれないが楽しかった。
毎年エントリーは迷うけど、多分来年もエントリーする。
来年こそは自己ベスト更新を目指して、、、
雨で走ったし、洗車しないと。
とりあえず疲労が酷いので昨日もZwiftはなしです。
今日から復活できたらZwift再開します。
「また来年。さらなる高みを目指して。」